DIY スピーカー

カナダ駐在時、ベースメントで趣味のスピーカー製作をしていました。
完全な素人工作ですが掲載してみます。

使用ドライバー
ツイーター: Raven R2
スコーカー: Dynaudio M-560D
ミッドバス: Skaaning SK170-308
ウーハー : North Creek Music Leviathan

パッシブネットワークでミッドバスはTLs、ウーハーは密閉の
自作の箱に入れています。
箱の材料はMDFにクルミのムク材と突板を使用しています。
製作過程を簡単に下記に書いてみました。

箱の構造はMDFの積層構造になっています。
したがって、ルーター等を使用し同じ形の板を
大量に切り出しました。かなり根気のいる作業で、
埃まみれになりながら地道な作業が続きました。
こんな感じです。

作業場の様子です。
写真中央上に写っているのはクルミの板から
加工したバッフルです。

ウーハーモジュールの箱です。
MDFとプライウッドで組んでいます。
内側面と補強用リブがプライウッドとなっており
なるべく内部の反射を抑えるようにしました。
18インチドライバー用なのでかなり大きい箱です。
家内からは冷蔵庫と命名されました。
重さもかなりのものです。

突板を張る前の半完成の状態です。
突板を張ったところです。
ニスを塗ったところです。
ツイーター部分です。
RAVEN R-2ですが、アルミのリボンツイーターで
マグネットはネオジュウムです。
このマグネットは強力でボルト等を近づけると
すごい力で引き寄せられます。
スコーカーはDynaudioのエソターです。
ソフトドームドライバーです。
ツイーターとスコーカーをバッフル裏から見たところです。
ミッドバス部分です。
オーディオテクノロジー社のSkaaningです。
ここのユニットはソナスファーベルのガルネリにも
使用されていたと思います。
ウーハー部分です。
North Creek Music LeviathanですがAURAの
18インチユニットをベースに作られたものです。
AURAより効率を落とし低域再生を優先したものですが
密閉向きのマッチングしたものを選別してもらいました。
マグネットはネオジュウムです。

ネットワーク部分です。
CAPはMultiCap PPFX-S,Audio Note
インダクターはAlpha-Core-12

抵抗にはCADDOCKを使用しています。
スピーカーターミナルを取り付けてあるアルミ製の
アングルをヒートシンク替わりにしています。